ブランドデザインスタジオとは

作業風景

正解のない問いに、共に挑む

ブランドデザインスタジオ"は、「21 KOMCEE (理想の教育棟)」を舞台に、「共創」の手法により商品やブランドなどの新しい価値を発想・構想する特別プログラムです。参加者の皆さんが今後、広く社会一般で活用し得る「共創」の手法を、東京大学×博報堂ブランドデザインのコラボレーションにより学んでもらいます。全回、ワークショップ形式で行われ、現役の広告会社社員、ブランド・コンサルタントがプログラム・デザインおよびファシリテーションを担当します。
また、より共創効果を高めることを目的として、2015年度より東京藝術大学の協力を受け、プログラム運営を行っています。 本プログラムでは参加者の多様性を重視する目的により、参加学生と一定数の東京藝術大学学生、及び社会人参加者が一緒になってプロジェクトチームを結成し、チームでのアイデア創出を行ってもらうことを予定しています。

「共創」とは

「共創」とは、講義などの一方的な知識伝達スタイルではなく、参加者自ら「参加」「体験」し、グループの相互作用の中で何かを学びあい、創出し、合意形成していくスタイルのことを指します。
具体的には、情報収集・活用の方法(KJ法等)、フィールドワークの手法、発想の手法(ブレイン・ストーミング等)といった様々な思考方法を体験学習出来るとともに、チームワークスキル、コミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキルといった社会一般で必要とされる基礎スキルの習得も行えます。

授業の方法

講義などの一方的な知識伝達スタイルではなく、参加者自ら「参加」「体験」し、グループの相互作用の中で何かを学びあい、創出し、合意形成していく「共創」の手法で行います。 具体的には、情報収集・活用の方法(KJ法等)、フィールドワークの手法(空間観察等)、発想の手法(ブレイン・ストーミング等)といった様々な思考方法を体験学習出来るとともに、チームワークスキル、コミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキルといった社会一般で必要とされる基礎スキルの習得も行えます。 成績評価方法その他の詳細はガイダンスで説明します。

過去に実施したプログラム

2011年冬 「井の頭線の未来を考える」「おやつの未来を考える」「学びの未来を考える」(試行プログラムとして実施)
2012年春 「『3.11ガレキを考える」プロジェクト」
2012年夏 「『○○さんのための、10年後のスマートな暮らし』をブランドデザインする」
2012年冬 「『新しい2月14日』をブランドデザインする」
2013年夏 「東京タワーのリブランディング」
2013年冬 【授業A】「浅草で新しい”劇場体験”をつくる」
2013年冬 【授業B】「新しい”眠気覚まし”をつくる」
2014年夏 「新聞の未来をブランドデザインする」
2014年冬 「東京オリンピックを市民参加でブランドデザインする」
2015年夏 「”恋愛”のブランドを創る」
2015年冬 「”渋谷土産”をブランドデザインする」

グッドデザイン賞を受賞

ブランドデザインスタジオの取り組みは、2013年度のグッドデザイン賞をいただいています。審査委員からは『日本の大学における教養教育の改革は大きなテーマである。ここに1つの大きな提案を行い、具体的に課題発見・価値創造型の教育プログラムをデザインしている点が評価できる。とくに大学教員だけのプログラムだけで構成されるのではなく、企業や大手広告代理店が連携することで、いわゆる「実学」の要素が充分に組み込まれている。クリティカル・シンキング、リーズニングルキル、そしてクリエイティブ・センスなど、日本の大学生に不可欠な方法論を効果的に学習させるモデルとなっている。』という評価をいただきました。

  • http://www.g-mark.org/award/describe/40581
  • 修了生が「乃木坂46」とワークショップを実施

    東大生とアイドルグループ「乃木坂46」によるワークショップが2013年12月に行われました。テーマは「日本の長所短所」と「2020年東京五輪の演出」の関するものの2つで、東大生の代表としてブランドデザインスタジオの修了生が乃木坂46のメンバーと語り合い、ディベートやアイデア発想などを行いました。 当日の模様は、朝日新聞日曜版「まなあさ」の「よのなか科」記事として、1月5日、2月2日に紙面に掲載。また、朝日新聞デジタルでもその模様をご覧いただけます。

  • http://www.asahi.com/articles/ASFDT5TLFFDTULZL00B.html
  • http://www.asahi.com/articles/ASG1W6FXZG1WULZL006.html
  • プログラム詳細2016年度夏学期

    テーマ
    •  「“猫”をブランドデザインする」

    ねこ

    今回のブランドデザインスタジオでは、「“猫”をブランドデザインする」・・・猫と人のよりよい関係を築くブランドをデザインすることをテーマに設定します。
    あるキャットフードメーカーによると、ウエブの全トラフィックのうち15%は“猫”関連だそうです。“猫”という動物は人間にとって特別な感情を抱かせる存在かもしれません。
    「猫と人のよりよい関係を築く」とは? たとえば、「地域猫」というテーマがあります。現代の日本においては、全国のあらゆる場所で特定の飼い主がいない野良猫の姿が見受けられますが、こうした野良猫は近隣住民と様々なトラブルと引き起こすことがあり、その解決策の1つとして、「地域猫」という活動が各地で行われています。 「地域猫」とは、増えすぎてしまった野良猫が繁殖しないように去勢手術を起こった上で、地域住民の承認を得たボランティアや団体が給餌や排泄物の処理を行いながら管理を行っていくというものですが、様々な取り組みがなされているものの、際立った成果を残せているものはまだないようです。
    「地域猫」の活動はあくまでも一例ですが、今回の授業においては、「猫と人」の関係における真の課題は何かを改めて調べ、考えていただいた上で、そうした課題を解決するための新しい解決アイデアを創りだしてもらおうと思います。

    参加者のみなさんには、まず”猫”に関わる、様々なリサーチや議論により、このテーマを多面的に捉え直してもらった上で、それらの集めた情報を分析・統合し、皆さんが考える課題を解決するアイデアを創出していただきます。 「猫と人のより関係を築く」とはどのようなことなのか、アイデアをどの範囲で考えるべきなのかについても、皆さん自身の想いと考察をもとに、自由に考えていただければと思います。
    本授業における最終成果物については、授業終了後に一般公開する形でプレゼンテーションをしてもらう予定です。 授業にあたっては、その他、ゲスト講師の方々などが参加することになります。もちろん、犬派の方も歓迎です。

     

    授業 毎週木曜 17:30~20:30 ※5月21日(土)のみ13:00‐19:30
     テーマ「“猫”をブランドデザインする」

    日程 授業内容
    2016年4月14日(木)

    ワークショップ基礎スキル研修①

    • 発想法基礎、KJ法概論、KJ法のためのカード作り、グルーピング
    2016年4月21日(木)

    ワークショップ基礎スキル研修②

    • グルーピング、コンセプト創り、ブレスト、ペイオフマトリックス、プレゼン
    2016年4月28日(木)

    テーマWS①チームビルディングとリサーチ計画

    • 新チーム結成、他己紹介、デスクリサーチの共有、調査基礎講座、調査計画の策定
    2016年5月12日(木)

    テーマWS②調査テーマ設定

    • 調査成果の持ち寄り、調査成果の可視化・リポート化
    2016年5月21日(土)

    テーマWS③リサーチ成果の共有・整理統合

    • 調査リポートの持ち寄り、成果の全体共有、シンセシス(整理統合しつつ機会を導出)
    2016年5月26日(木)

    テーマWS④コンセプトメイキング1

    • シンセシス、コンセプトメイキング、コンセプト比較
    2016年6月9日(木)

    テーマWS⑤コンセプトメイキング2

    • インプットの統合(シンセシス)、コンセプトメイキング、コンセプト比較
    2016年6月16日(木)

    テーマWS⑥アイデア発想1

    • コンセプトからのアイデア創出(ブレインライティング法等)
    2016年6月23日(木)

    テーマWS⑦アイデア発想2

    • 有望アイデアのシナリオ化、プレゼンテーション概論
    2016年6月30日(木)

    プレゼンリハーサル

    2016年7月07日(木)

    予備日

    2016年7月14日(木)

    最終プレゼンテーション

    • 授業は、基本的に木曜日の17:30-20:30です。5/21のみ土曜日の13:00-19:30予定です。
    • ワークショップ形式のため、終了時間が延長する可能性があることをご了承ください。
    • 授業間に個人・チームで取り組む課題があります。
    • プログラムの日時・内容は変更する可能性があります。

    参加申し込み(前期課程 / 社会人 )

    東京大学教養学部前期課程在籍の方

    本スタジオに参加ご希望の方は下記の説明会に必ずご出席ください。

    2016年4月7日(木)17:30-20:30 説明会
        
    • 説明会会場は、21 KOMCEE(理想の教育棟)WEST 5階K502教室です。
    • 教養学部前期課程の在籍者ならば、どなたでも参加いただけます。
    • 説明会への出席は、事前申込み不要です。教室に直接ご来場ください。
    • 過去のブランドデザインスタジオの受講者は、トライアルワークショップは同内容となりますので、【19:15】からご参加ください。

    社会人の方

    東京大学×博報堂 ブランドデザインスタジオは、学生の教養教育の段階から社会に触れ、社会人と共に学び合う「Early Exposure」という体験が、その後の学生の成長や研究活動に資するという考え方のもと、若干名の参加枠を設置しております。
    当プログラムに参加していただくことは、社会人の方にとっても、「共創」という考え方やスキルを実践的に学んでいただく機会となります。「共創」とは、講義などの一方的な知識伝達スタイルではなく、メンバー自ら「参加」「体験」し、グループの相互作用の中で何かを学びあい、創出し、合意形成していくスタイルで、近年、ビジネスや社会の現場で、その重要性がとみに高まっていると語られています。
    講座を通じて「共創」の概念を習得していただくことはもちろん、ワークショップの進行方法やチームでの合意形成スキルなども体験学習していただける場ともなっております。

    参加資格
    • — 全ての授業日程への参加が可能な方。
    • — 原則として、企業/行政/教育機関/NPO等に所属している20歳以上の方。
    • 社会人参加者の方からは、ワークショップ運営に関わる実費を頂戴いたします。金額・お支払いなど詳細につきましては、メールをいただいた方に対して事務局よりお送りする説明資料に記載させて頂きます。(学生からは費用をいただいておりません)
    注意点
    学生のインターンシップのような就業体験の場でなく、あくまで教育の一環として 行なっておりますので、参加者の皆様は、学生のみなさんとイコールな立場でチームに参加し、議論をしていただくことになります。
    2011年度試行プログラムへ参加いただいた社会人の方々のレポートは、こちらをご覧下さい。
    申し込み方法
    bdstudio@komex.c.u-tokyo.ac.jpまで、下記を記載の上、メールをお送り下さい。
    • 1)御名前
    • 2)御所属
    • 携帯電話アドレス不可。PCもしくはWebのメールクライアントでお送りください。
    • メールをいただいた方に対して、事務局より説明資料・参加申込書をお送りさせてい ただきます。
    • 定員は10名程度です。お申込み多数の場合は、参加申込書の内容等により最終参加者を決定させていただ きますので、ご了承ください。

    コーディネーター

    コーディネーター

    教養教育高度化機構

    • 真船 文隆(総合文化研究科)
    プログラムデザイン
    博報堂ブランドデザイン
    • 創型のプロジェクト運営をベースに、ブランド戦略の立案から、CI、VI、新事業戦略、商品開発、組織開発までブランディングに関わるアウトプット の開発・制作をワンストップで実行するブランディング専門チームです。
      年間300件以上の共創型プロジェクト運営を通じて蓄積した様々なノウハウを持っています。